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★ヒトの培養細胞に対する増殖抑制効果を証明する実験。

広島大学大学院医歯薬学総合研究科では、現在、アガリクス茸の研究を行っています。キノコ類が、健康食品として日本中で注目を浴びるようになった今、ヒトに対する薬効を示す科学的なデータが求められています。

ヒトの培養細胞に対する増殖抑制活性の実験を行った結果、



アガリクス茸の子実体に、明らかな
『ヒト培養細胞増殖抑制活性』が認められました。


MTT assay for KB cell ( human epidermoid carcinoma )

左の写真は、活性試験の結果を示しています。

試験管に、『ヒト培養細胞』とアガリクス茸の成分を入れたものを並べています。

白っぽく透明に変色している試験管が、活性作用が見られた部分です。紫色の部分は、培養細胞が生き残っている試験管です。


この他にも、以下のような、リノール酸類も多く含まれることがわかりました。
  
※これらの資料は、広島大学大学院医歯薬学総合研究科の生薬学教室の許可を得て掲載しています。無断転載を固く禁じます。 

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◆今回の実験結果に寄せて。

 従来から、アガリクス茸に対しては、人工培養、成分分析を経て、動物実験が数多く行われてきました。薬品のような強力な作用は見られないものの、活性成分が確かに含有されていることが証明されてきたのです。
 
 最近のNHKの番組で、アガリクス茸の薬効性は何も科学的に証明されていないと報道されました。このことについて、17年間アガリクス茸に携わり、数多くの臨床例を目にしてきた者として、非常に遺憾の意を覚えました。
 
 薬品は、有効な成分を抽出し合成して作られるものですから、特定の成分の含有量を限りなく増やすことができます。その結果、劇的な薬効を得ることができるといえるでしょう。アガリクス茸はあくまでも食品であり、有効成分の含有量にも限りがあります。薬品と食品を同じ土俵上で比較するのは、かなり無理があると思われます。

 私自身はこう考えています。アガリクス茸が1000年も前からブラジルのある小さな村で食されてきたこと、そしてその村が世界的な長寿村として研究者たちの注目を集めてきたということ自体が、薬品の臨床試験にも匹敵することなのではないかと。
 
 今回、広島大学大学院医歯薬学総合研究科との共同研究で、「ヒト培養細胞」に対する増殖抑制試験において、効果を示す物質が実際に含まれていることが示されました。今後継続して研究がなされますが、結果を心待ちにしているところです。

                                 2005年 8月 24日
                                 薬剤師 倉掛 政太郎

 

                      


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