起き上がることさえできなかったのに、歩いて診察室へ。
シェットランドシープドッグ、5歳、雄。
つい最近まで元気にしていたので、大病を患っているなど思いもしませんでした。
このごろ食事を残しているようだなと少し気にかけながら数日が過ぎたころ、名前を呼ばれて立ち上がりかけ、その場にへたり込んでしまいました。それを見て、これは大変なことになったと気が付きました。急いで病院に連れて行くと、「脾臓ガン」とのこと。血液のガンです。信頼している院長先生からも、もう手の施しようはなく時間の問題だと宣告を受けました。私が一番可愛がっていた犬でした。
全く食欲がなくなり、毎日点滴に通いました。立つことさえできないので、私が抱いて診察室へ連れていきました。
そうこうしながら4、5日たった時、息子と二人、もしかしたらと思いアガリクスを食べさせてみました。一日目、二日目、三日目、だんだん食欲が出て自力でたべられるようになりました。三日目のメニューは、シニアのフードの上に、ネコ缶を載せ、チーズを振りかけて最後にアガリクスをまぶしたもの。食べられるようになると元気が出てきて、まわりの犬を威嚇するほどになりました。
それからさらに5日ほどたつと、ドライのドッグフードを食べるようになりました。アガリクスを食べさせて10日経った頃には、週に二回の診察にも自分で歩いていくようになりました。車の後ろを開けると、ピョンと飛び降りてそのままトコトコ診察室へ。 院長先生も看護婦さんたちもとても驚いています。
ガンが治るということはないでしょうけれど、見たところ普通の健康な犬と変わらないほど元気です。つい10日前のことを思うとうそのようで、嬉しい驚きの中ですごしています。
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