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交通事故で前足と骨盤を負傷。
前足の脱脚の宣告。食欲低下で苦しい状況に。

肉芽が盛り上がってきた!切らなくても大丈夫!

大分県日田市 鈴木よしこさん(仮名)40代

猫 あいちゃん(5才)

  犬好きだった私が、白猫との出会いから猫っかわいがりに・・・

私はもともと猫好きではなかったのですが、5年前に捨て猫の白猫が家に住みつくようになってから、いつの間にか猫っかわいがりの飼い主になっていました。それから不思議と、病気やケガでどうしようもない犬や猫が助けを求めにやってくるようになりました。

何匹も里子に出しました。今残っている家族は、猫が3匹、犬が1匹です。動物の世話でくたくたになることもありますが、かわいくて仕事の疲れもふっとびます。 今回は、一番新入りの「あいちゃん」という5歳(推定)のメス猫の話をさせていただきます。

あいちゃんは白と黒のぶち猫で、一度畑でみかけたことがありましたが、近づこうとするとさっと逃げられました。走り方がおかしかったので、ケガをしているのかもしれないなと思いました。

それから2日後の3月13日に、あいちゃんは助けを求めにやってきました。その日は冷たい雨が降った翌日でした。雨を凌ぐこともできなかったのか全身びしょぬれで、泥だらけになって庭にうずくまっていました。

様子を見ようと近づくと、必死に「シャー」と威嚇します。でも足が立たないようで這うように動きます。体はガリガリに痩せ細って、前足は曲がって3倍くらいに腫れていました。怖がるあいちゃんを、タオルで包んで取りあえずケージに入れて、カリカリと水を置きました。

その日は日曜日で、家の猫の茶太郎(雄.2歳)が怪我で通院していたので、動物病院へ連れて行って帰宅したばかりでした。あいちゃんを保護した時はとっくに診療時間が過ぎていたので、朝を待って病院に連れて行きました。


あいちゃんはよほど苦しく、恐かったのでしょう、カリカリもまったく食べていませんでした。
 病院の先生はあいちゃんを見るなり、「これはひどいですね。前足は切らなければならないですよ。」といわれました。

いきなりのことでびっくりしました。治療をすれば、傷も治ってまた野良でやっていけるだろうから、元気になるまでの間面倒をみてあげようと考えていたのです。
もし前足がなくなったとしたら、野良では生きていけないでしょう。この子はどうなるんだろうと思うと、涙がこぼれてきました。

  

  突然の前足切断の宣告。私がこの子を助けよう、と心を決めて。

そして先生に、「できるだけのことをしてください。」とお願いしました。
こんな可哀想な子を放っておけない。一緒に暮らすことになるかもしれないけれど具体的なことは後で考えよう、この子の健康を取り戻すことが先決だと思いました。あいちゃんは入院することになりました。
 
私はといえば、片足がなくなるかもしれないあいちゃんとどうつきあっていったらいいものか途方にくれていました。インターネットであちこちのサイトを見てまわりました。

そして、あるホームページの掲示板に相談メールを投稿したところ、あいちゃんよりもっとひどいケガをして拾われた猫ちゃんが、粉末のアガリクスを食べて足の切断を免れたことを知りました。

3月24日に骨盤の矯正の手術を受けた後から食欲が低下して、かなり苦しい状態になりました。このままでは命にもかかわるかもしれないと思い、すがる思いでアガリクスを試してみることにしました。

送ってもらったサンプルをそのまま獣医さんのところへ持っていきました。先生は、白血病やガンの犬猫にしか使ったことがないと言いながら、あいちゃんのフードに混ぜて食べさせてくれることになりました。

アガリクスを食べるようになって間もなく、食欲が出てきました。そして1週間後、前足の傷口がずいぶんきれいになって、腫れも引いていました。

  アガリクスを食べ初めて1週間、食欲が出てきて・・・!!!


新しい肉芽(にくげ)があがってきて、
「脱脚の心配はありませんよ!アガリクスのおかげかなあ。」と先生も一緒に喜んでくれました。私は嬉しくて泣いてしまいました。

その後も食欲旺盛で、1日3回では足りず1日4回ご飯を食べさせてもらい、前足の傷が早くよくなるように皮膚移植も受けました。  
50日入院して、5月はじめに退院しました。退院する時、「この猫はなかなか人になつかないし、先住猫との折り合いも心配でしょう。このまま病院でみてあげてもいいですよ。」と先生が言って下さいました。

そんな親切な言葉がとてもとてもうれしかったです。もう、のど元まで「お願いします。」と出かかっていましたが、やはり自分であいちゃんを幸せにできたらいいなと思って、家に連れて帰りました。

振り返ってみればあっという間でしたが、こうして無事退院できたのも、先生の努力と「あいちゃん」の生きようとする力の賜物だと思います

今はまだ、家の別室でほかの猫と顔をあわせないようにしています。私にもシャーっということがありますが、ご飯のときは甘えてきます。どんなに怒っているようでもひっかいたりすることはなく、頭はなでさせてくれます。

最近はだんだん慣れてきて、不安を無くしてあげたいと思い童謡を歌ってあげたところ、うれしそうに喉をならし歌を聞きながら眠るようになりました。とても可愛い子です。野良で苦労してきたあいちゃんが、どんな風に変わっていくのか、これからが楽しみです。

       

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