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「ガンの大敵、風邪と冷えの対策」![]() 「一番苛酷なストレスは?」 東洋医学では冷えは万病も元といわれています。ストレスというと、精神的ストレスを思い浮かべますが、 実は人間にとってもっとも苛酷なストレスは「寒さ」「冷え」なのです。 冬になると気温の低下、冷たい風などの気候の変化に対して、私達の体は抵抗力や免疫力が弱くなっています。 自然界の動物は冬眠に代表されるように、寒くなると縮こまって動かなくなりますが、 実はそうすることで身を守っているのです。 「冷えると免疫力も低下する?」 人間の細胞も同じ「冷え」が入り込むと細胞の動きが鈍くなり、免疫力や代謝機能などが低下します。 その結果、体の抵抗力は弱まり、風邪を引きやすくなったり、病気にかかりやすくなるのです。 一般にガンなどの病気の時には、熱の産生が低くなって体温が下がります。 病気によるストレスが原因で自律神経のバランスが崩れると、血液の流れが悪くなり、 体の芯まで冷え込んで、不調を招きやすいといわれています。 もともと人間の体には、体温を一定に保つ仕組みがあります。いわゆる体温中枢です。 肌寒いと感じれば手足の皮膚や表面に近い末梢血管を収縮させ、体温を奪われないようにし、 温かくなれば血管を拡張します。 ところが、自律神経のバランスが病気などにより乱れている人は、 いったん寒さに反応して血管を収縮させると、そのまま元に戻らず、 血行不良の状態が続きます。そのために体は更に冷えることになるのです。 特に外気温の低い冬期には、慢性的に冷えが蓄積されてしまいます。 こうした冷えを予防改善するには、血行をよくし、体を温めることが重要になります。 「日常生活で、実践できる対策は?」 @食事 私達が普段食べているものに、「体を冷やす食べ物」と「体を温める食物」があります。 体を温める食物を意識的に摂取することで血行改善、体温上昇、冷えの改善がみられる というデータが報告されています。冬に採れる野菜は、体を温める性質があり、夏に採れ る野菜には体を冷やす性質があるので、旬の野菜を取る必要があります。 一般に生のものは体を冷やしますが、冷やす性質のある野菜も、火を通したり乾物にする とその性質が和らぐといわれています。 体の冷え気味の人は、出来るだけ温かく調理したものを食べるようにする心がけが必要です。 A着るもの 屋内外の気温で常時着脱できるカーディガン、マフラー、ストール、手袋など上手に利用することが大切です。 ぴったりする下着は血行を阻害するので、ゆとりのある吸湿性の高い衣類を選ぶとよいでしょう。 就寝時には、保温性のある綿や絹、ウールなど天然素材の寝間着が適当です。 B住まい 冬の暖房は16度から18度位が適温とされていますが、年毎に設定温度が高くなっています。 24度まで上げる家庭がありますが、こうした環境で生活すると、人間の体は過保護に慣れ、 適応能力が低下し、かえって疲労感を覚えて眠くなったりするので、冬の暖房は22度以下が理想です。 C入浴 お湯の温度は体温より2〜3度高い、38度〜40度が最適。 42度は交感神経が緊張してリラックスできません。 ぬるめのお湯に15分から20分くらいつかるのが目安です。 寒い時は前もって浴槽の蓋を開けたり、熱いシャワーを流して浴室を温めておくとよいでしょう。 皮膚に対する刺激は血行をよくし、新陳代謝を高めます。 タオルやスポンジを使ってマッサージをするのも効果的です。 D運動 屈伸運動やラジオ体操で十分です。 体力のない人は手足の筋肉や関節を刺激する簡単なストレッチがよいでしょう。 手がこわばっているのは、冷えている証拠です。 両手を握ったり開いたりして血行をよくするようにしましょう。 2005.11.12 |